2026年3月31日、オンラインゲームの制作・運用を手掛ける株式会社ネクソンは、「キャピタル・マーケット・ブリーフィング2026」を開催し、投資家向けに最新の戦略を説明しました。本イベントでは、会長のパトリック・ソダーランド氏、代表取締役社長のイ・ジョンホン氏、代表取締役最高財務責任者の植村士朗氏が登壇し、経営変革に向けた計画と、世界展開を目指す新作タイトルのパイプラインについて詳細が語られました。
経営変革はさらなる成長への布石

ネクソンの取締役であり、戦略とクリエイティブを統括するパトリック・ソダーランド氏は、今回の発表が「経営立て直しの話ではない」と強調しました。ネクソンは2025年度に過去最高の通期売上収益4,750億円を達成し、通期営業利益は1,240億円、期末時点の現金及び現金同等物は8,000億円超を記録するなど、既に盤石な基盤を築いています。この好調な業績を背景に、開発プロセスの再設計やコスト管理の徹底、そしてIPポートフォリオ及びフランチャイズ拡張戦略を推進し、さらなる成長を目指すとのことです。
ソダーランド氏は、「『ARC Raiders』は、ネクソンがグローバル市場で通用する作品を創出できることの証明です」と述べ、新たな市場への展開加速への自信を示しました。
主力フランチャイズの進化とAI活用
代表取締役社長のイ・ジョンホン氏からは、「メイプルストーリー」「アラド戦記」「FC」「マビノギ」といった主力フランチャイズの成長戦略と新作パイプラインが紹介されました。

イ・ジョンホン氏は、「メイプルストーリーフランチャイズは、新作の投入や新たなゲーム体験の提供により、サービス開始から22年を経てもなお成長を続けています。この成功は、アラド戦記のような他の大型フランチャイズの成長戦略モデルとなります」と語りました。現在、「アラド戦記」フランチャイズでは、『Dungeon&Fighter: Idle RPG』、『Dungeon&Fighter Classic』に加え、AAAタイトルである『Dungeon&Fighter: ARAD』及び『Project OVERKILL』を含む4作が開発中であり、ファンにとってはたまらない情報でしょう。
また、ネクソンは数十年にわたるプレイデータやプレイヤーとのやり取りを集積した膨大なデータベースを学習させた人工知能(AI)の導入についても言及しました。このAIは、ゲームデザインからライブサービスに至るまで、あらゆる意思決定において「コンテキスト」を踏まえた判断を可能にし、クリエイターの創造性を高めるツールとして活用されるとのことです。これにより、他社には真似できないネクソン独自の競争優位性を確立していくことでしょう。
期待高まる充実の開発パイプライン!
今回のイベントでは、ネクソンの充実した開発パイプラインに関する最新情報も発表され、多くのゲームファンを熱狂させました。
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『Dungeon&Fighter: Idle RPG』: 「アラド戦記」の世界観を手軽に体験できる新作タイトルで、年内にリリースが予定されています。
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『Dungeon&Fighter Classic』: 『アラド戦記』のアクション体験を現代的なUXで再構築したリブート版で、2027年のリリースが予定されています。
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『Dungeon&Fighter: ARAD』: 「アラド戦記」フランチャイズのグローバル展開を目的とした取り組みの第2作として、その全貌に期待が高まります。
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『Project OVERKILL』: 同取り組みの第3作となる、PC及びコンソール向けオンラインアクションRPG。戦闘物理とビジュアルが全面刷新されており、初期テストではプレイヤーから高い関心が示されました。
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『Vindictus: Defying Fate』: 「マビノギ」フランチャイズをベースとした、PC及びコンソール向けの最新アクション体験。新たな「マビノギ」の世界がどのように描かれるのか、注目が集まります。
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『NAKWON: LAST PARADISE』: 崩壊後の都市を舞台にしたマルチプレイヤー・サバイバルゲーム。直近で実施されたクローズドアルファテストでは、マーケティングを行っていない完全新作にもかかわらず、同時接続者数37,000人超を記録したというから驚きです!
ネクソンの経営変革と、これほどまでに魅力的な新作タイトル群の発表は、今後のゲーム業界に大きな影響を与えること間違いなしです。続々と登場するネクソンの新作に、ぜひご期待ください!
詳細については、ネクソン公式サイトをご覧ください。
- 株式会社ネクソン: https://www.nexon.co.jp/














