魂の選択と消去を重ね、精神の迷宮から脱出する新作アドベンチャーゲーム『UN:Me』制作発表！

魂の選択が導く精神の迷宮からの脱出！新作アドベンチャーゲーム『UN:Me』発表！

集英社ゲームズは、株式会社ヒストリアと共に、新作アドベンチャーゲーム『UN:Me』（アン・ミー）の制作を発表しました。本作は、Day of the Devs: The Game Awards Digital Showcaseにてその全貌が一部公開され、プレイヤーの期待を高めています。発売日は現在未定ですが、Steam®およびその他プラットフォームでの展開が予定されており、続報が待ち遠しいところです。

『UN:Me』の世界観とゲームシステム

『UN:Me』は、プレイヤーの「選択」が最後に残る魂を決定し、その結果を見届けることになるという、深く哲学的なテーマを持つアドベンチャーゲームです。

不思議な迷宮で目覚めた少女の頭の中には、4つの人間の「魂」が語りかけます。それぞれの魂は自身の願いを果たすため、少女の体を乗っ取ろうとします。プレイヤーは、これらの魂の正体、迷宮の創造主と目的、そして少女自身の謎を解き明かすため、迷宮を進んでいくことになります。

予測不能に“変わる自分”

迷宮の探索中、少女の内側に潜む魂がプレイヤーの意図とは関係なく体を乗っ取り、表に出てきます。それぞれの魂には異なるトラウマと特技があり、切り替わるたびに、見える危険も行動も変化するとのこと。次にどの「自分」が現れるのか、予測不能な展開がプレイヤーを待ち受けます。主張する魂と向き合いながら、迷宮を進むスリルは格別でしょう。

魂ごとに異なる「トラウマ」が、少女を追い詰める

各魂は、過去に刻まれた独自のトラウマを抱えています。探索中に表に出ている魂の「傷」が反応すると、視界や感覚、行動が不安定になり、少女に襲いかかってきます。この精神的な負荷が、ゲームプレイにどのような影響を与えるのか、注目が集まります。

魂の“深層”に触れる「対話」モード

迷宮で手に入る特別なアイテムを使用することで、それぞれの魂と「対話」することが可能になります。魂の記憶の断片であるアイテムによって対話できる魂や問いかけが異なり、どのアイテムを入手するかで魂が見せてくれる真実も変化します。言葉の奥に隠された探索のヒントや物語の核心を解き明かす楽しみがありそうです。

「最後に残れるのは、ひとつだけ」——魂の選択と消去

一つの身体に存在できる魂はただ一つという究極の選択がプレイヤーに課せられます。どの魂を残し、どの魂を「消去」するのか、その決断は非常に重いものとなるでしょう。プレイヤーの選択によって消える魂の結末を、果たして受け止めることができるのか、物語の行く末に期待が高まります。

『UN:Me』概要

対応機種: Steam® / その他
ジャンル: ソウル・トリアージアドベンチャー
発売日: 未定
プレイ人数: 1人
言語: 日本語 / 英語 / 繁体字 / 簡体字
発売: 集英社ゲームズ
企画・開発: ヒストリア
企画・シナリオ: 山中拓也

株式会社ヒストリアについて

株式会社ヒストリアは、Unreal Engineを専門とする日本のゲームスタジオです。コンシューマーゲーム・アーケードゲームを中心に、企画・開発・運営を行っています。代表作には『Faaast Penguin / ファーストペンギン』、『Caligula2』、『ライブアライブ』、『ジョジョの奇妙な冒険ラストサバイバー』などがあります。その高い技術力と企画力で、本作『UN:Me』も素晴らしい体験を提供してくれることでしょう。