世論操作系報道ノベル『コメンテーター』クローズドβテストがSteamで開始、新機能や楽曲担当を発表

テバサキゲームズは、世論操作系報道ノベルゲーム『コメンテーター』のクローズドβテスト（Steam Playtest）を2025年11月21日（金）より開始しました。現在、テスト参加者の募集が行われています。

クローズドβテストの概要と新機能

本テストでは、正式版に先駆けて新ニュース処理システム、スポンサー実名制、緊急速報システムの導入など、多数の新機能が実装されています。テストのプレイデータは正式リリース版に引き継ぐことはできませんが、フィードバックを基にゲームバランスやUIの調整が行われる予定です。

新トレーラー公開と楽曲担当

新たに公開されたトレーラーでは、視聴者の期待と失望、スポンサーや番組からの圧力、そして「コメントの責任」というゲームのテーマが凝縮されています。『コメンテーター』が持つ「緊張と軽さ」の空気感を表現しています。

正式版の楽曲は、ポップスバンド「パノラマとラボラトリー」が担当します。彼らは「エマージェンザ2022」で日本一、世界大会で2位タイの実績を持ち、本作の「テレビ番組的な軽さと、報道の重さを同時に感じる空間」を音楽で再構築します。今回のトレーラーにも、彼らによる書き下ろしデモ曲が使用されています。

スポンサーの実名化とプレイ体験の深化

これまでの曖昧な存在だったスポンサーは、社名、業種、ニュース選好を持つ6社の個別スポンサーへと進化しました。ゲーム開始時にランダムで選ばれる3社が、ニュース批評への反応や圧力を変動させます。これにより、「忖度しながらコメントを選ぶ体験」がより具体的かつ現実的なものとなっています。

また、ゲーム冒頭の「新人コメンテーター編」が大幅に強化され、プレイ日数が5日に増加しました。視聴者やスポンサーから十分な評価を得られなければ意見が届かないという、メディアの「残酷な現実」を先行体験できるとのことです。

緊急速報機能の導入

生放送の報道番組に欠かせない緊急速報機能も導入されました。準備したコメントだけでは対応できない突発的なニュースに対し、即応力が問われる場面をクローズドβ版で体験できます。

クローズドβ参加特典

本テストの参加者は、希望すれば正式版のエンドクレジットに名前が大きく掲載されます。クレジット掲載の申請は、Steam内の公式掲示板にて受け付けられています。

クレジット掲載申請スレッド

『コメンテーター』とは

『コメンテーター』は、プレイヤーが人気ニュース番組のコメンテーターとなり、番組内で扱うニュースの批評スタンスを選択しながら世論に影響を与えていくノベルゲームです。放送前にはプロデューサーとの打ち合わせでニュースを選択し、その日のコメント内容が物語の展開を左右します。扱うニュースは政治、経済、災害、ゴシップ、グルメまで多岐にわたり、「コメントの重み」を体験できる作品です。

ゲームの魅力

プレイヤーの選択が世論を左右するマルチエンディング
実在のニュースや番組環境を模したリアルな番組体験
政治・経済・芸能・グルメなど多岐にわたるジャーナリズム体験
独自のピクセルアートで描かれるポップでシリアスな世界観

クローズドβテスト基本情報

ジャンル：アドベンチャー／ノベル
対応プラットフォーム：Steam（Windows/macOS）
プレイ人数：1人
価格：未定（本テストは無料）
クローズドβ公開日：2025年11月21日（金）
テスト期間：2026年1月4日（日）を予定（期間は変更される場合があります）
参加方法：Steamストアページにある「コメンテーター Playtestに参加」から「アクセスをリクエスト」をクリック。承認されるとライブラリに追加され、プレイ可能です。