中国・成都のゲーム開発スタジオEclipse Glow Gamesは、現在開発中のアクションアドベンチャーゲーム『壊滅の潮汐（かいめつのちょうせき）』の最新実機ゲームプレイトレーラーを、2025年11月21日に公開されたMicrosoftの配信番組「Xbox Partner Preview」にて披露しました。

本作は、異世界の侵攻により崩壊したロンドンを舞台に、現実と幻想が入り混じる世界で展開するファンタジーアクションです。主人公グウェンドリンとして、反転し歪んだロンドンを旅し、失われた家族の行方と世界を蝕む真実を追い求める壮大な物語が描かれます。

最新映像では、異界の教会廃墟での激しい戦闘や、鏡像空間を操るボス「ティロノエ」との対峙、さらにはアーサー王伝説に名を残す騎士ラモラックとの共闘シーンなど、本作ならではの象徴的なアクション体験が約5分間にわたり紹介されています。

現実と鏡像世界が交錯する、ダイナミックな戦闘シークエンス

公開された映像では、ボス「ティロノエ」が次々と“鏡像空間”を生成し、自身のコピーを呼び出して連携攻撃を仕掛ける独自のバトル演出が目を引きます。反転した大地、虚実が入り混じる戦場、そして破砕する鏡像といった視覚的にインパクトのある空間は、本作ならではの幻想的なアクション体験をより一層引き立てています。

「騎士システム」が紡ぐ戦術と物語

『壊滅の潮汐』の戦闘の核となるのが、本作を象徴する独自の仕組み「騎士システム」です。プレイヤーは旅の途中で出会う複数の騎士たちを仲間として迎え入れ、状況に応じて操作キャラクターを切り替えながら戦うことができます。騎士たちはそれぞれ異なる武器や戦闘スタイル、強力なスキルを持ち、その個性が戦場で鮮やかに輝きます。

さらに、主人公と騎士の息が合った瞬間には、両者の力を重ね合わせて発動するコンビネーションアクションが繰り出され、戦況を一気に覆すようなドラマティックな演出が生まれます。単なるスキルの連続ではなく、「共に戦う仲間」としての連携が成立することで、物語性とアクションが自然に結びついていきます。これらの要素によって、『壊滅の潮汐』は戦略性と演出美が高いレベルで融合した、深く豊かなバトル体験を実現しています。